無名一般人の雑記

備忘録というか記録みたいな

ラストサマー、名前忘れた蒲田の居酒屋にて

 

10代最後の夏が終わった。

 

 

 

先週、大学生活二回目の夏休みが終わった。それと歩調を合わせるように秋風が吹き始め、それはまるでこの夏を忘れさせようとしているようだった。

 

…まあ別に悲壮感も大恋愛もない、普通に充実した夏休みだった。というのも今年のGWぐらいから構想していた海外旅行に行っていたからである。それも一人東南アジアを陸路で周る、というもの。その詳細はそのうちフォートラベルとかで書いて自己顕示欲に浸りたいと思う。

 

 

話題は変わるが、昨日の話である。

サークルの会合のあと、久しぶりに友人3人で飯を食ったのだが、そこで俺は話の流れ上夏休みの顛末を話し、一花咲かせていた。我ながらなかなかの話の種だったので結構ペラが回って受けも良かったのだが、友人aが突然

「そういえば昨日野宿したわ」

という衝撃の一言。

そこから話題は移り、深夜電車が止まりターミナル駅で一泊したこと、そしてなにより元カノと3時間電話したことを聞かされた!!!!

 

…というのも友人bは俺の中学時代の友人なのだが、友人Aは大学に入ってからの付き合いであり、しかもサークルでしか顔を合わせることもなかったので勝手にブサメンのモテない同士だと思っていたのだった。

 

 

 

なんというか、背後から袈裟斬りされたような気分だった…

 

 

 

 

そんな話を聞きながら、すっかり冷たくなった夜風を頬に受け、俺は居酒屋の外席で夏とティーンエイジの終わりを知らされた。